第88回 選手権大会 鹿児島県予選

 準決勝 第1試合 (2006年 7月20日)

鹿 屋 対 れいめい 

投手
鹿 屋 篠原
れいめい 古市,福山
鹿 屋 34 12 10 楠原
れいめい 32

 【試合時間】 2時間30分

 試合経過  (独自の記録であり公式記録と異なるところがあるかもしれません) ☆…好プレー

鹿 屋
野間 A ABC
死 球
U
遊ゴ併
T
三ゴロ
U
左 飛
AC→
投バ安
高畠 E T
投 犠
B→→
死 球
BC→
左前安
V
三ゴロ
U
投 犠
楠原 G CD
遊安
−C/
中越2
U
右前安
T
二ゴロ
CD/
四 球
内門 H ▲V
右前安
/※
一内安
D/
投ゴロ
U
二ゴロ
D/
中前安
篠原 @ U
右犠飛
V
投ゴロ

左前安
V
一ゴロ

左前安
大迫 D T
遊ゴロ
F/
右前安
V
一ゴロ
T
三 振
V
二ゴロ
永吉 B U
三ゴロ
T
投 犠
T
二ゴロ
U
二ゴロ
吉國 F V
遊ゴロ
U
三ゴロ

遊送失
V
遊ゴロ
木佐貫 C T
右前安
V
一ゴロ

四 球
T
二ゴロ

 ※ 3回表,打球が一塁線を転がるが,審判に当たり,外野へ抜けない。
 ※ 5回表 一死一二塁,4番の投ゴロで二塁送球,併殺を狙うが一塁セーフ。その間に二走が一気に生還。

 〔投手交代〕 
 〔守備交代〕   

 【盗塁死】 1回表 内門(打6時)

 

れいめ
藤ア
上野

H
T
三 振
 
V
三 振
 
U
二ゴロ
 
 
V
三ゴロ
 

中前安
冨永
塗木
太利


C
H4
U
三 振
 
 
T
一ゴロ
 
 
 
△V

三バ安
 
 
T
三ゴロ
 
 
 
V
三 振
塗木 B C→E
左前安
U
投ゴロ
DE
四 球
U
右 飛
田上 D DE→
中前安
V
三 振
DE-V
死 球
V
中 飛
中尾 G E→/
四 球
T
三 振
T
投 犠
EH
左前安
山平 A
中前安
▲U
中前安
U
一邪飛
T
一ゴロ
中村 E V
投ゴロ

四 球

中前安
U
三 振
古市
福山

@
T
遊ゴロ
 
 
V
三 直
 
T
左 飛
 
H@/
死 球
宮内 F U
一バゴ
T
遊 直
U
投ゴロ

遊ゴ失

 〔投手交代〕 3回表 福山(打者5番4球目から)
 〔守備交代〕 6回表(右)上野,(打→二)塗木

 【盗塁】 1回裏 山平(打7時), 6回裏 塗木大(打4時)
 【盗塁死】 4回裏 山平(打7時)
 【牽制死】 5回裏 塗木(打3時)

 

投手 打者
鹿 屋 篠原 38
れいめい 古市
福山

2.2
6.1
13
29




 【試合経過・私的感想】
1回表,鹿屋は一死二三塁の好機に4番内門選手の適時打と5番篠原選手の犠飛で2点を先制。
その裏,れいめいも二死から連打と四球で好機をつくり6番山平選手の適時打で同点に追いつく。
3回表,鹿屋は,3番楠原選手の中越二塁打で勝ち越す。
その後,打者5番の途中でれいめいは投手交代。福山投手をマウンドに送る。
5回表,鹿屋は一死一二塁で投ゴロ。併殺を狙うが,二塁カバーもやや遅れ,二塁封殺のみ。
     一塁へ転送されセーフになる間に二走高畠選手,好走塁で一気に生還。
鹿屋の篠原投手は,2回以降,球威,制球とも調子を上げ安定した投球になってくる。
6回裏,れいめいは3番からの攻撃。四球,盗塁,死球で無死一二塁。犠打で進塁させ,一死二三塁,
     今日2安打で適時打も放っている山平選手をむかえるが,内角直球につまり一邪飛。
     続く7番中村選手はゆるい変化球をうまく運び中前安。
     三走に続き二走も本塁をつくが,センターから低い弾道の好返球。本塁でアウトにする。
7回,8回とれいめいの福山投手,鹿屋篠原投手,ともにテンポよく投げ,三者凡退に打ち取る。
9回表,二死一二塁から4番内門選手がライナーで中前に運び,貴重な追加点をあげる。
     さらに安打で満塁とするが,ここは踏ん張り最終回の攻撃にのぞみをつなぐ。
9回裏,後が無いれいめいは,二死一三塁と粘りを見せ,9番宮内の打球は強い当たりの遊ゴロ
     正面であったが,遊撃手が後ろにはじき,三走生還。1点差に追い上げ,なお二死一二塁。
     次打者1番上野選手の打球は詰まりながら中前へ運ぶ。浅い当たりと前の好返球もあり,
     走者を止める。一方,中堅手はやや捕球をはじくが走者が止まったので助かる。
     二死満塁,逆転サヨナラもある場面でれいめいは代打を送り勝負をかける。
     しかし,鹿屋篠原投手が内角の変化球で空振り三振に打ち取り,鹿屋が勝利をものにする。
鹿屋は強豪れいめいを破り,初の決勝進出。
今日も小さな左腕篠原投手が切れのある投球で好投し,打線は主軸を中心にもつながりを見せ,
常に先手を取る戦いぶりで,投打のバランスがとれた試合運びができた。
いよいよ決勝戦。大隈地区からということも含め,甲子園,初出場をねらう。